【薬剤師監修】風邪に使われるコンタックの副作用と注意点

風邪にかかった際、市販の風邪薬は一般的な選択肢となります。

しかし、特にコンタックを飲むと眠気を感じることがあり、これが風邪の症状なのか、それとも副作用なのか疑問に思うことがあります。今回は、風邪薬「新コンタックかぜEX」と「新コンタックかぜ総合」に関する副作用に焦点を当て、その詳細について説明します。

症状別コンタックの副作用

コンタックはかぜをひいたときに使われる薬ですがもちろん副作用もあります。

コンタックの副作用は人によって異なります。正しい用法・用量を守ることが大切です。

必要以上に心配せず、眠気などの症状が出ても過度に心配する必要はありません。

「便秘気味になった・口がかわく・眠気」症状

新コンタックかぜEX・新コンタックかぜ総合の副作用

これらのコンタック製品には、口の渇きや眠気といった副作用が報告されています。新コンタックかぜEXでは便秘の可能性があり、原因成分によるものです。用法を守りつつ、副作用に注意しながら利用することが大切です。

「胃もたれ等の消化器症状」の症状

解熱鎮痛効果成分による副作用

食欲不振や胃もたれ、腹痛などの消化器症状は、解熱鎮痛作用を示すイブプロフェン(NSAIDs・非ステロイド薬)によるものです。

新コンタックかぜEXにはイブプロフェン、新コンタックかぜ総合にはアセトアミノフェンが含まれているため、新コンタックかぜEXを使う際には副作用に注意しながら使用することが必要です。

その他の症状

異常な症状には速やかに医療機関を受診

コンタック製品の使用に伴うその他の副作用には、皮膚症状や呼吸器症状などがあります。これらの症状が出た場合、速やかに医療機関を受診し、専門家の助言を仰ぐことが大切です。特に重篤な症状が発現した場合は、アレルギー症状や中毒性表皮壊死融解症などの可能性があるため、注意が必要です。

注意すべき重篤な副作用

全般的な薬に共通するアレルギー症状や重篤な症状には、ショックや皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症、肝機能障害、ぜんそくなどが挙げられます。

薬の使用を始めて体の不調や違和感などを感じた場合にはすぐに薬の使用を中止して薬剤師に相談してください。
また、速やかに医療機関を受診し、適切な対応が必要です。

まとめ

風邪にかかった際にコンタックを利用する際は、副作用にも留意することが重要です。特に重篤な症状が発生した場合は、自己判断せずに医療専門家のアドバイスを仰ぎ、安全に薬を利用しましょう。コンタックの効果的な使用法と、副作用に対する理解が、健康管理において重要な要素となります。

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